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春と「肝」
春と「肝」 (2013/4/12) |
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春の不調と「肝」の関わり
気候が温暖で過ごしやすい印象のある春ですが、花粉や黄砂など外部からの刺激も多く、実は身体にとってはあまり優しくない時期でもあります。また、そういった外部刺激とは別に春の陽気に触れると様々な不調を感じることはありませんか?例を挙げれば、ほてりやのぼせ、めまい、動悸、イライラ、便秘(あるいは軟便)、不眠、不安感などこの他にも多々あります。 中医学の考えでは春という季節が私達の臓腑の一つである「肝」に負担を与えやすい季節であり、その結果として肝に余剰な熱を起こさせ、身体の体調を狂わせる、というものがあります。中医学でいうところの「肝」とは「肝臓」のみならず「感情」や「情緒」をつかさどる臓器であるとも考えられており、春の陽気によりこの「肝」に熱が起こると抑えきれなくなった体内エネルギーが上昇し、上記したような症状の原因となることがあります。
春先に情緒が不安定な人が増えるのもこういったものが原因と言えます。春の陽気による精神不安や身体の不調には、余分な熱を持った部位を上手にクールダウンさせる効果を持った中医薬も非常に効果的です。代表的なものとしては「星火逍遥丸」などがお勧め。毎年春になるとなぜか体調を崩してしまう・・と言う方は是非一度お試し下さい。
「春」は「生(うまれる)」季節なのです。私たちの体の中では「肝」を中心にして、新陳代謝が活発になってきます。 「肝」の役割は、「疎泄(そせつ)をつかさどる」と「血(けつ)を蔵する」の2つがメインです。 疎泄作用とは、全身の気の流れをスムーズにしたり、情緒面の精神状態を安定させること、また消火活動を助けることなどの3つの役割のことです。
春の季節の変わり目には、体内では「肝臓」が活発に動いて、体の気の流れをスムーズにして精神面も活発になりますので、お花見をしたり、レジャーなど行楽に楽しむことができます。 一方、ふだんからため息が多かったり、憂鬱感、イライラ、更年期障害などで悩み事が多い人は、この「肝臓」が活発に動くことに耐えられませんし、「肝気」自体もスムーズに体内を移動できません。 ベースには、「肝血虚」があって「肝気」の働きが弱かったり、肝気の詰まり「肝気鬱結」があるからです。その状態に、「春」の「肝臓」に負担がかかる季節になりますとたちまちにして体調やメンタル面が崩れやすくなってきます。いわゆる「五月病」や春の「自律神経失調症」なども、中国漢方では「肝気の乱れ」が根底にあると認識しているのです。 |
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「三奇堂養生健肝茶」は具体的に肝機能を養い、保護し、アルコール分解促進・二日酔い防止、脂肪肝予防などの作用があります。頻繁に口の乾燥感や口苦(起床時に口内が苦く感じること)、口臭、肝臓辺りの不快感・火照り、食後のお腹の張り、疲労・倦怠感、腰周りの肥満、排便困難に悩んでいる方、また社交辞令等でいつもお酒を飲んでいる方にお勧めします。
肝泰舒カプセルは清熱解毒、利湿退黄、黄水除去・排毒作用があります。具体的には慢性・急性肝炎、胆のう炎、黄水病、黄疸型肝炎、肝硬変等(特にB型肝炎)に効果があります。
薬効学試験により、本製品は四塩化炭素(CCL4)、チオアセトアミド(TAA)による肝臓ダメージに対してはっきりと保護作用がある事が証明されました。これによりSGPT値の上昇や、肝細胞の空胞変性、及び脂肪滴の蓄積、脂肪肝の壊死も防ぎます。更に肝細胞内のグリコーゲンとRNA量を増加させ、肝細胞の再生及び古い細胞組織の修復を促進し、身体の免疫力を強化します。
血滞通カプセルは主に脂質異常症や血流悪化や痰詰まりにより引き起こされる胸の苦しさや無気力感、お腹の張りなどに用いられます。
康富来牌血尓口服液は栄養性貧血の改善効果があります。栄養性貧血にお悩みの方におすすめです。
北京同仁堂人気薬柏子養心丸の効果は血を養い、滋心安神。心気虚寒、健忘、不眠、夢が多い。
北京同仁堂株式会社は300年以上の歴史を誇り名実共に世界最大の漢方薬品メーカーです。歴代の中国皇帝に仕える宮廷御用達薬商として高く評価されてきました。同仁大活絡丸は血管を拡張することによる血液循環改善や骨格筋を刺激する作用もあります。大活絡丸は脳内部と不随部位の血液循環を改善し、脳卒中による半身不随の治療(特に不随による筋肉萎縮)に効果があります。
安坤贊育丸は北京同仁堂から造られた黒色の大蜜丸で、味が甘・微苦です。
安坤贊育丸は益気(気を補充すること)、養血(血を増やすこと)、補肝(肝の機能を高めること)、補腎(腎の機能を高める)の作用があります。気血両虚(気と血が虚損し、生命活動の物質的基礎が不足し臓腑機能が衰退すること)、肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による月経不順、崩漏、帯下、産後虚弱、月経痛、下痢、身体虚弱、足や腰がだるく、などによく用いられます。
阿帰養血顆粒は北京同仁堂から造られた黄褐色の顆粒で、やや香りがあり、味が甘・微苦です。
阿帰養血顆粒は清熱解毒(火熱極盛による「熱毒」「火毒」を清解すること)、補気(気を補うこと)、養血(血を増やすこと)の作用があります。気血両虚(気と血が虚損し、生命活動の物質的基礎が不足し臓腑機能が衰退すること)、顔色萎黄、めまい、体がだるい、月経不順などによく用いられます。
坤順丸(水蜜丸)は北京同仁堂から造られた黒褐色の水蜜丸で、やや香りがあり、味が微苦です。同仁堂坤順丸(大蜜丸)より、飲みやすいです。
坤順丸(水蜜丸)は補気(気を補うこと)、養血(血を増やすこと)、理気(気の流れを良くすること)、調経(月経を調節すること)の作用があります。気血不足(元気不足をさすと血による濡養が不足すること)や肝欝陰虚(肝気欝結(疏泄が欝滞し、気滞の症状が現れること)、陰虚(冷やす力が不足しほてりやすくなった状態))による月経不順、生理痛、月経量が少い、手足が発熱などに用いられます。
艾附暖宮丸は北京同仁堂から造られた深い褐色の大蜜丸で、やや匂いがあり、味が甘・苦・辛です。
艾附暖宮丸は理気(気の流れを良くすること)、養血(血を増やすこと)、暖宮(子宮を温める=温宮)、調経(月経を調節すること)の作用があります。血虚(血による濡養が不足すること)や気滞(臓腑・経絡の気が阻滞されて、生理機能の円滑な活動が阻害され、特有の症状がみられること)などによる子宮虚寒で起こる生理不順、生理痛、腰痛、帯下などの症状に用いられます。