近視は近くははっきり見えても、遠くを見ると、ものがぼけて見えます。

　メガネやコンタクトレンズで矯正しない場合は、目を細めて見てしまう。歩行中、つまづきやすい、肩こりしやすい、根気がなく飽きやすいなどの近視症状があります。

　近視の原因はなんなかの要因で屈折異常を行います。環境要因が屈折異常に関わっているといわれます。パソコンやゲームなどによる目の酷使、ストレス、ビタミン欠乏などがあげられます。照明に気をつけたり、作業中も目を休ませるなど、普段から、目を労わるように気をつけましょう。

　まだ、屈折異常の一番大きな原因は、遺伝的要因と言われています。眼球の構造的な理由で起こる屈折異常の場合、遺伝因子を受け継いでいる可能性が高いといわれます。しかし、両親とも近視（きんし）でも、子供はそうでない場合などもあります。

　近視は、遠くが見えないだけではなく、何らかの疾患がからんでいる、またはからんでいく可能性や、体全体の健康に影響を及ぼすもありますので、眼科での定期的な検査や診療が不可欠になります。